タオルに水分を吸収させる時に、速く吸水する程タオルを使う動作時間は少なくなります。
例えば、風邪などで発熱して汗をかいた時は汗を拭き取り着替える必要があります。
体力の弱い幼児や老齢者などは、その間に体温低下の縣念もあり素早く作業をする必要性があります。
また、日常生活においても汗ははやく取り除きたいものです。
その他、お風呂上りに体の水分をはやく拭き取れば快適ですし、特に冬場は湯冷め防止に役立ちます。
他にもタオルの”はやく吸う”という機能で快適性を感じていただける生活シーンは多くあることと思います。

格付協議会では”はやく吸う”機能を吸水性評価試験における最大吸水速度(ml/秒)値で格付けを行いました。分析調査を行った結果と併せて下記のグラフで報告します。






【試験サンプル関して】
フェイスタオル、バスタオルそれぞれの試験サンプルは、2001年度に下記百貨店の店頭より購入したものである。
[伊勢丹/近鉄/西武/高島屋/大丸/東急/阪急/松坂屋/松屋/三越/名鉄]
新品時には柔軟仕上剤等の影響により正確な吸水性が把握できないため、家庭用全自動洗濯機で1度洗濯を行った後、試験測定を行ったデーターである。